Ⅰ.返報性
今日は影響力の武器で取り上げている中の一つ
返報性について書いていきたいと思います。
【返報性】
返報性とは、人から何かを貰った時にお返ししなくてはと思う心理のことです。
例えば、
・スーパーの試食を食べると、買わなきゃ悪いかなと思ってしまう。
・奢って貰うと今度は相手に奢りたくなる
・無料メルマガで有益な情報を貰うと、おすすめされた有料情報も買おうかなと思う。
などがあげられます。
私たちは、「借りを作ったまま」というのが非常に居心地が悪い。
反射的に借りは返そうとする無意識が働きやすい。
しかも、2倍3倍にして返す傾向がある。
(倍返しだ!!#半沢直樹)
確かに、何でもかんでもやってもらうと申し訳ない気持ちになります。
そして、返報性の怖いところが、自分が嬉しくない、メリットのないことをされても返そうという心理が働くことです。
例えとして、
失礼かもしれませんが、、、
会社のおばさんからバレンタインで好きでもないチョコレートを貰うと(こちらとしては何のメリットもないですが)ホワイトデーでより良いものを返そうとするのです。
おばさんにも返報性が働き、また何か貰う。
そして倍返しする。
返報性をしかけられると、いいことありませんね💧
(#負のループ)
返報性への対処法として、
本書では「恩に感じない」をあげています。
さすがに、それは心優しい人には厳しいかなと。
その対処法をしていると人のものを奪うだけのテイカーになるんではないかと危惧してます。
なので、私が考える対処法は、
「返報性」という心理を理解した上で行動する!
お返ししたいと思った原因は、
・返報性なのか → お返ししない
・本心で思っているのか → 喜んでお返しする
この二つで線引きした方が良いと思います。
ただ、冒頭に書いたように
借りを作った状態だと居心地が悪い心理もあります。
本心ではなく返報性だとわかっていても、借りを作って居心地が悪い。
そうなった時に、
本書にも書いてある、「恩に感じない」を意識してみると良いと思います。
返報性を知った上で、
自分にとって嬉しくないこと、メリットないことは、恩に感じない。借りだと思わない。
逆に自分にとって有益であり嬉しいことは、素直に感謝してお返しした方が良いと思います。
結局は、それが返報性なのか本心なのかを見極めて行動することが大切だと感じました!
悪い人から返報性をしかけられないよう気をつけていきましょう!
本日は以上です。
ほなまたね~✋